宇宙天気(宙空環境)概況
2002/11/11
(2002/11/12 3:39:00 UT現在)

太陽

 概況:やや活発。特に領域180で、X線フレアーやタイプ2イベントが発生。

黒点数:219 黒点群数:14
時間 X線(強度) コロナ質量放出
(向き)
プロトンイベント
07:25UTM2.9(領域180)不明
15:11UTM1.8(領域180)不明
16:05UTタイプ2イベント(領域180)



惑星間空間(太陽風領域)

 概況:高速太陽風に伴い、UT12:00と14:00に二つの衝撃波が到達

静穏時

平均太陽風速:500m/sec(400m/sec-700m/sec) 惑星間空間磁場:10nT(UT14時までは安定で、その後減少傾向にある)
平均太陽風密度:4個/cc(2個/cc-15個/cc) 南向き磁場の状態:
概ね北向きで、00:00-14:00UTまではスパイク的に南転。その後北向きで安定。

擾乱時

時間 擾乱の種類 密度変化 速度変化 磁場強度変化
12:00UT衝撃波面8個/cc -> 15個/cc500m/sec ->600m/sec12nT -> 16nT
14:00UT衝撃波面10個/cc -> 2個/cc500m/sec -> 700m/sec12nT -> 7nT



地球磁気圏

 概況:多数の弱いオーロラ嵐に伴い、周期40-150secの地磁気変動が頻発。

平均Dst指数:
5.2nT
平均Pc3指数:
不明
平均Pc4指数:
不明
平均Pc5指数:
不明
磁気嵐:なし
主相の大きさ:なし 主相の継続時間:なし 回復相開始時間:なし
磁気嵐の備考:なし
オーロラ嵐(サブストーム)
時間 久住でのPi2 脈動の振幅
(ピーク間)
AE指数の大きさ 備考
06:00UT0.5nT100nT(CANOPUSを参照)双極子化あり
09:30UT1.0nT300nT双極子化あり
10:20UT不明480nT双極子化あり
01:10UT0.8nT400nT双極子化あり
16:30UT不明300nT不明
20:30UT1.5nT200nT双極子化あり
DP2地磁気変動
(太陽風磁場変動に対応した地磁気変動)
時間 状態
なし なし
Pc3地磁気脈動
時間 振幅 ピーク周波数
20:30-22:10UT 0.5nT 不明
23:20-24:00UT 0.3nT 不明
Pc4地磁気脈動
時間 振幅 ピーク周波数
01:20-03:10UT 0.3nT 不明
04:50-15:10UT 0.5nT 不明
20:00-24:00UT 0.8nT 不明
その他の現象
時間 変動状況
08:30UT GOESによる観測磁場が30分くらいかけて数十nT減少すると供に、地上磁場も同様に数十nT減少(磁気圏コンベクション?)