宇宙天気（宙空環境）概況
2003/10/29
(2003/10/31 2:51:19 UT現在)

太陽

　概況：非常に活発。XクラスX線フレアが観測され、依然大規模なプロトンイベント継続中。

黒点数:230		黒点群数:9
時間	X線（強度）	コロナ質量放出 （向き）	プロトンイベント
00:26UT	M1.1(領域486)
04:08UT	M3.5(領域488)
20:37UT	X10.0(領域486)

惑星間空間（太陽風領域）

　概況：先日の極めて大規模なコロナ質量放出が到達し、極めて擾乱。

静穏時

平均太陽風速：1000km/s以上(SOHO)	惑星間空間磁場：30nT
平均太陽風密度：3個/cc(SOHO)	南向き磁場の状態： 00:00->05:40UT 0nT 05:40->07:20UT ±50nTで振動。 07:20->08:30UT データ欠測。 08:30->18:00UT 概ね北向き25nT 18:00->24:00UT 概ね南向き-30nT

擾乱時

時間	擾乱の種類	密度変化	速度変化	磁場強度変化
05:50UT		2->7個/cc	600->900km/s	Bt:10->70nT
18:00UT	衝撃波	不明	不明	B:10->-20nT

地球磁気圏

　概況：先日のコロナ質量放出の影響をうけて、極めて活発。非常に大きな磁気嵐及び最大規模のオーロラ嵐が発生。

平均Dst指数： -81.3nT	平均Pc3指数： 9.7*10^-3nT^2	平均Pc4指数： 120.0*10^-3nT^2	平均Pc5指数： 3204,9*10^-3nT^2
磁気嵐：SC型磁気嵐発生（初相開始時刻06:00UT,現在継続中）
主相の大きさ：-318nT	主相の継続時間：09:00(10/29)->03:00(10/30)	回復相開始時間：03:00UT
磁気嵐の備考：先日のCMEが原因と考えられる。
オーロラ嵐（サブストーム）
時間	久住でのPi2 脈動の振幅 （ピーク間）	AE指数の大きさ	備考
06:00UT	不明	3800nT	双極子化あり。
09:00UT	不明	2200nT	双極子化不明。
11:30UT	不明	1900nT	双極子化不明。
15:00UT	不明	2200nT	双極子化不明。
19:00UT	不明	3800nT	双極子化不明。
22:30UT	不明	2500nT	双極子化不明。
DP2地磁気変動 (太陽風磁場変動に対応した地磁気変動）
時間	状態
なし	なし
Pc3地磁気脈動
時間	振幅	ピーク周波数
なし	なし	なし
Pc4地磁気脈動
時間	振幅	ピーク周波数
なし	なし	なし
その他の現象
時間	変動状況
真夜中	静止軌道衛星でHPがマイナスになる。
昼側	マグネトポーズクロッシングイベント発生。