宇宙天気(宙空環境)概況
2003/12/05
(2003/12/9 1:53:37 UT現在)

太陽

 概況:静穏

黒点数:115 黒点群数:7
時間 X線(強度) コロナ質量放出
(向き)
プロトンイベント
14:00不明北東



惑星間空間(太陽風領域)

 概況:擾乱。地球は共回転相互作用領域からコロナホールへと入ったと思われるが、太陽風速度はそれほど速くない(〜450km/s)。

静穏時

平均太陽風速:450km/s 惑星間空間磁場:12nT
平均太陽風密度:10#/cc 南向き磁場の状態:
00:00-02:00 UT 0->+13nT
02:00-12:00 UT -15nT(南向きで安定)
12:00-24:00 UT 南北に振動(振幅:±10->±5nT)

擾乱時

時間 擾乱の種類 密度変化 速度変化 磁場強度変化
02:00UTセクター境界通過Bt:+12->7->+14nT
Bz:+13->-14nT
Phi:270->90deg.
12:00UT不明450->530km/sBt:13->11nT
Bz:0->12nT
Phi:90->270deg.
18:00UT不明480->430km/sPhi:270->90deg.



地球磁気圏

 概況:非常に活発。コロナホールの影響を受け磁気嵐発生。AEが1000nTを超えるオーロラ嵐が複数回発生。

平均Dst指数:
3.9nT
平均Pc3指数:
1.1*10^-3nT^2
平均Pc4指数:
8.2*10^-3nT^2
平均Pc5指数:
187.0*10^-3nT^2
磁気嵐:SG型磁気嵐発生。開始時刻04:00UT。
主相の大きさ:-21nT 主相の継続時間:04:00-12:00UT 回復相開始時間:12:00UT
磁気嵐の備考:コロナホールの南向き惑星間空間磁場が原因。Dstの最小値は-21nTだが、変動の振幅は-70nT(+49->-21nT)。
オーロラ嵐(サブストーム)
時間 久住でのPi2 脈動の振幅
(ピーク間)
AE指数の大きさ 備考
00:00UT0.6nT400nT
00:30UT0.6nT350nT
03:00UT1.6nT300nT双極子化あり(マルチプルオンセット)
05:00UT1.0nT900nT双極子化あり
05:30UT1.0nT800nT双極子化あり
08:30UT1.2nT1000nT双極子化あり(マルチプルオンセット)
11:10UT0.6nT700nT双極子化あり
11:50UT3.2nT1000nT双極子化あり(G9でのHp〜5nTまで減少)
14:00UT1.2nT1700nT双極子化あり(マルチプルオンセット)
18:20UT1.4nT650nT
20:20UT1.2nT550nT
21:10UT0.4nT1250nTマルチプルオンセット
DP2地磁気変動
(太陽風磁場変動に対応した地磁気変動)
時間 状態
なし なし
Pc3地磁気脈動
時間 振幅 ピーク周波数
20:30-24:00UT 0.6nT 広帯域(40-60mHz)
Pc4地磁気脈動
時間 振幅 ピーク周波数
なし なし なし
その他の現象
時間 変動状況
なし なし