宇宙天気(宙空環境)概況
2004/11/09
(2004/11/11 1:37:26 UT現在)

太陽

 概況:X線フレア(LDE)が発生。プロトンフラックスは依然として高い。

黒点数:90 黒点群数:4
時間 X線(強度) コロナ質量放出
(向き)
プロトンイベント
09:20UT南東なし
16:59UTM8.9(領域0696)(LDE)北西(領域0696)なし



惑星間空間(太陽風領域)

 概況:衝撃波が2回通過。磁場強度が最大40nT(北向き)まで増加。

静穏時

平均太陽風速:700km/sec 惑星間空間磁場:18nT(8->40nT)
平均太陽風密度:5個/cc(1->11個/cc) 南向き磁場の状態:
00:00-18:20UT 南向きで安定(-10nT付近)
18:20-20:10UT 南向き(最小-30nT)
20:10-24:00UT 北向き(最大40nT)

擾乱時

時間 擾乱の種類 密度変化 速度変化 磁場強度変化
09:20UT衝撃波2->5個/cc600->800km/sec8->12nT
18:20UT衝撃波10->18個/cc650->780km/sec10->38nT(最大)



地球磁気圏

 概況:大規模磁気嵐が継続中に再び発達し始めた。マグネトポーズクロッシングの直前、GOESがプラス250まで増加。

平均Dst指数:
-139.2nT
平均Pc3指数:
平均Pc4指数:
平均Pc5指数:
磁気嵐:12:00UTから再び発達。
主相の大きさ:なし 主相の継続時間:なし 回復相開始時間:なし
磁気嵐の備考:なし
オーロラ嵐(サブストーム)
時間 久住でのPi2 脈動の振幅
(ピーク間)
AE指数の大きさ 備考
00:00-07:40UT(昨日より引き続き)最大1700nT(平均1000nT)双極子化不明(AEとの対応不明)
09:30-18:10UT最大2400nT(平均1400nT)双極子化なし(静止衛星軌道昼側で負の値を観測)
18:10-22:30UT最大1800UT(平均1000nT)双極子化あり(静止衛星軌道昼側で負の値(最大-170nT)を観測)
DP2地磁気変動
(太陽風磁場変動に対応した地磁気変動)
時間 状態
なし なし
Pc3地磁気脈動
時間 振幅 ピーク周波数
18:30-24:00 広帯域
Pc4地磁気脈動
時間 振幅 ピーク周波数
00:00-24:00UT 広帯域
その他の現象
時間 変動状況
18:00UT マグネトポーズクロッシング直前に、GOES10,12共にプラス250nTまで増加。(ある程度の継続時間がある)
18:30-21:00UT GOESが-170nTを観測し、マグネトシースに入った。マグネトポーズクロッシング。
13:30UT GOES12が一瞬、負の値(-20nT)を示す
22:30UT GOES10が一瞬、正の値(330nT)を示す